耳朶に触れる

「耳朶に触れる」とは・・・耳に入る、聞き及ぶ、聞く
という意味で、若い人でこういうことを喋り言葉で
使うことはなかなかないと思います。
カニを通販で探していたとき、叔父の口からこの言葉が
出て、一瞬何だかよく分かりませんでしたが、言葉って
知らなくても話の前後関係から、意味は通じるものですね。

じだ（耳朶）とは、三省堂 大辞林で引くと

じだ 【耳▼朶】
(1)耳たぶ。

(2)耳。
「悲鳴を―にする」
 (成句)耳朶に触れる

みみたぶ 3 0 【耳▼朶/耳▼埵】
(1)耳の下部の垂れ下がった柔らかい肉の部分。みみたぼ。じだ。

(2)〔(1)の肉付きのいいのは福の相という俗説から〕幸運なこと。
「梓客(はんもと)の―作者のまぐれ当り/西洋道中膝栗毛（魯文）」

みみたぼ 3 【耳▼朶】
「みみたぶ（耳朶）」に同じ。